2018年9月3日月曜日

元国連事務総長アナン氏の逝去を悼む

  元国連事務総長アナン氏の逝去を悼む朝日新聞「声」投稿(2018・0822)不採用原稿より

アナン元国連事務総長の死を悼む 

8月19日の朝刊でアナン氏の逝去を知り、2010年4月28日、ツアーでストックホルム
滞在中、アナン氏に出会ったことを 思い出しました。  その時は、ノーベル賞メダルの
チョコレートを購入するためにスウェーデン・アカデミー(現ノーベル博物館)に入館し、
 報道写真で 見慣れたアナン氏に出会いました。  
    彼はわれわれの仲間を目にすると、即座に「ジャパニーズ」と声をかけてくれました。
そのときの驚きとその興奮は忘れられません。
1990年代にウプサラ大学の夏季語学研修に訪れた時、
 最初に見たビデオがラウル・ウォーレンベリィ(彼の奥さんは大姪でした。
ビデオはアナン氏の人道主義にも相通じるものでした。
以来アナン氏の国連での平和を求めた活躍に関心を寄せてきました。
大国のエゴや紛争当時国同士の齟齬に阻まれて、悩む日々も多かったと思われます。
PKO問題では創始者ハマーショルドの意を汲みながら進化させ、
ノーベル平和賞の受賞に至りました。
館内でのチョコレート購入も忘れて、握手の手を伸べると「サンキュー」と 返してくれました。
この手が「世界の平和に尽くされた手だ」と、その温もりを感じました。氏にご冥福と感謝を述べたいです。 一部修正
 
 


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